歯周病治療
医療法人 錦恵会
つつい歯科
歯周病治療
西尾市の歯医者 つつい歯科は、日々のお口のケアを通して、歯周病によって歯を失うリスクからお口の健康を守っていきます。「やらなくちゃ」という義務感ではなく、患者様に健康でいることやお口を綺麗に保つことの心地よさや豊かさを感じていただけるような、歯周病ケアをご提供いたします。
歯周病は、歯周病菌により歯ぐきが炎症したり、歯を支える骨が壊され、最後には歯が抜けてしまう可能性がある病気です。また、全身疾患とも密接に関わりがあり、歯周病の悪化により糖尿病などの身体の病気が悪化したり、身体の病気が悪化することで歯周病が進行することもあります。
45歳以上の過半数の方が感染する病気ですが、自覚症状を感じにくく、気がついた時には重症化していて、歯を抜かなければいけないこともあります。自覚症状がなくても、なるべく早いうちに歯周病の予防習慣を身につけることで、生涯にわたり自分の歯を残す可能性を高めることができます。
歯周ポケットが4mm以上になると歯周病と診断されます。年齢が45歳以上になると過半数の方が歯周病に罹患していることがわかります。その一方で、歯周病の自覚症状がある人の割合は、数値が最も高い55-64歳でも20%以下となっており、歯周病という病気にご自身で気がつくことが難しいことがわかります。
歯周病チェックリスト
少しでも心当たりがある方、歯周病について気になる方は、
西尾市の歯医者 つつい歯科にご相談ください
歯周病によってダメージを受けた歯周組織を完全に元の状態に戻すことはできません。重度まで症状が進行してしまった場合、再生治療などの大きな治療が必要になります。そのため、歯周病の初期段階で適切な治療と予防を行うことで、歯ぐきや骨が破壊されるのを抑制し、症状の進行を食い止めることが重要です。歯周病は軽度から中度、中度から重度へと症状が進行するに伴い、悪化するスピードが加速していきます。初期段階で適切なケアが受けられるように、定期的に検査を受けることが大切です。
歯周病の症状や原因は患者様ひとりひとり異なり、お口の状態に合わせた治療を行うことで、より効果的に症状を改善することができます。西尾市の歯医者 つつい歯科では、患者様のお話を丁寧にお伺いし、お口の詳しい状態を把握するための歯周病検査を行います。患者様の口腔状態や、生活習慣、過去の治療による症状の改善状況を踏まえた、治療計画を立案いたします。
歯と歯ぐきの隙間にプローブと呼ばれる道具を差し込み、歯周ポケットの深さを調べます。精密検査では1歯につき6点を測定し、症状を正確に把握します。歯周病ポケットが深いと症状が進行している可能性が高くなります。
歯周ポケットの測定時の「出血」「膿」の有無を調べます。自然な状態で症状が出るのか、軽い刺激や圧迫により症状が確認できるのかを観察し、歯ぐきの炎症の度合いを調べます。
目では見えない、骨の状態や、歯ぐきの中に存在する歯石の付着を確認します。お口全体や噛み合わせまで詳しく診ることで、骨への影響を適切に診査します。
ピンセットで歯を挟み、前後・左右・上下に動かし、動きの大きさを見ることで、歯周病による歯ぐきの炎症、骨へのダメージの度合いを診断します。
歯周病を予防するためには、なんとなく「磨いている」ではなく、汚れが落ちるように「磨けている」ことが大切です。「V7(ブイセブン)」や「テペ」などを中心に、患者様のお口に合った歯ブラシや歯間ブラシを用いて、ブラッシング指導を行います。磨けている状態を体感し、ご自身のお口に合ったブラッシング方法を知ることで、より効果的なセルフケアを行えるようになります。
スケーラーという専用器具により、歯間、歯と歯ぐきの間に付着したプラーク(歯垢)、歯石を徹底的に除去していきます。固まった汚れは、歯磨きだけでは取り除くことができないため、定期的に歯科医院でスケーリングを受けることで、歯周病の進行を抑制します。
歯周ポケットが深くなり、歯ぐきの奥までプラークや歯石が付着している場合、スケーリングに加えて、ルートプレーニングという治療を行います。歯周ポケットの奥の根本までこびりついた汚れを綺麗に取り除き、歯周病の悪化を防ぎます。
歯がグラグラしている場合、歯と歯を繋げて固定し、動揺を抑制する「暫間固定(ざんかんこてい)」を行います。
また、噛み合わせによる骨への影響が確認された場合は、動揺がある歯や詰め物を少し削り、噛み合わせを調整することがあります。噛み合わせによる歯ぐき、骨への負荷を減らして、歯周組織を安静化させます。
スケーリングやルートプレーニングでは落とせない歯周ポケットの奥深くまで入り込んだ汚れがある場合、フラップ手術という外科的処置を行い、歯ぐきの奥深くに隠れている歯石を取り除きます。歯周組織は放っておいても再生することはありませんが、「リグロス」という薬剤により歯周組織を再生させることで、歯が抜けるリスクを軽減します。(リグロスは保険診療で受けられます)
世界初の非外科的歯周病治療器
世界で初めて実用化された重度歯周病をターゲットとした非外科的治療法です。超音波振動と同時に、過酸化水素にレーザー青色光を照射し、歯周病が進んでいる歯周ポケット内を殺菌し、歯周病の原因となる細菌を効果的に殺菌・除去します。
歯周外科治療とは異なり、切開や縫合を必要としないため、治療後の回復が早いというメリットがあります。(ブルーラジカルは自由診療です)
歯周病は痛みなどの自覚症状がなく、初期段階で気がつくことが難しい病気です。気がついたときには症状が重度まで進行しているケースも少なくありません。歯を支える骨がボロボロになり、歯を抜かなければいけなくなる前に対処し、歯周病を予防していくことが大切です。西尾市の歯医者 つつい歯科では、定期的なお口のケアで、患者様が生涯にわたりご自身の歯で食事を楽しむことができる口腔環境づくりをサポートします。